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突然ですが、一つ質問をさせてください。
ここに2枚の羽毛布団があったとします。
ひとつはダウンが 【1kg 】入っています。
そしてもうひとつは ダウン【 1.4kg】入っています。
あなたはどちらの羽毛布団が、『本物』と呼べる羽毛布団だと思いますか?
その答えは・・・
実はどちらも本物と呼べる羽毛布団なんです。
ただし、ご想像の通り品質や寝心地は、まったくの別物といえるでしょう。
そうなんです。
羽毛ふとんと呼ぶ定義は、ダウン率が50%以上であればいいというだけで、使うダウンの分量は問題にしていないのです。
(ダウン率が50%以下のものは、羽根布団と呼ぶことになっています)しかし、カサ高を左右するダウンの量こそ、保温力や耐久性を決める、羽毛布団の品質を決めるもっとも大切な要素の一つです。
ところが今、ホームセンターや大手量販店、テレビショッピングやネットショップも含めて、皆さんが目にする羽毛ふとんは、1kg~1.1㎏しかダウンの入っていない粗悪な羽毛布団がほとんどになっています。
実際、十数年前までは、羽毛布団といえば、最低でも1.3kg、良いものになると1.4kgはたっぷりダウン(羽毛)が入っていました。
昔ばなしになりますが、私がふとんの西川(西川株式会社)で勤めていた時は、1kgしかダウンの入っていない羽毛ふとんは、羽毛の肌ふとん、もしくは、羽毛の合い掛けふとんと呼んでいて主に春や夏に使うもので冬用の羽毛布団とは、全く別の扱いでした。
この事実が何を意味しているのか?というと・・・
原価を安くするために、悪く言えば、羽毛原料をケチるために、以前より羽毛の量を大幅(30%も!)に減らして、ぱっと見には、安く売られているのが、今の羽毛布団ってことなのです!
すごく重要なことなので、繰り返し言いますが・・・
たったの1kgしかダウンが使われていないってことは、つまりマイナス 0.4kg、率にしてナント!3割も羽毛の量を減らして、安く、粗悪に羽毛布団を作っているのが、今の実態なのです。
実際に某テレビショッピングの説明トークを耳をすまして、よ~く聞いてみてください。使っている羽毛のダウン率や生地のことには触れても、肝心な羽毛(ダウン)の量については、ほとんど語っていないはずです。
そのことにメーカーも販売店も気づいていながら、意識的に目をつぶって(ごまかして)販売している「この現状を何とかしたい!」という思いで、私たちが自信をもってお届けする【
魔法の羽毛ふとんシリーズ 】を開発いたしました。
今年で創業70年(2025年現在)を迎える地域一番店の寝具専門店として、ほどんと全てのメーカーの羽毛布団を取り扱っていますが、今現在、かつてのようなダウン量1.4kgも入れている本物の!羽毛布団は、ほとんど存在していません。
だからこそ、せめて私たちだけでも、このダウン量1.4kg入りの本物の羽毛布団づくりにこだわっていきたいのです。
他社との品質の違いは一目瞭然!もちろん実際に寝てみれば、さらにその心地良さが、あなたも実感できるはずです!
ここ数年羽毛原料は値上がりが続いており、ダウン量を維持するのはコスト的にはとてもツライのですが、これだけは妥協せずに続けていこうと思います。
本当にいい羽毛布団をあなたにお届けする為に、これからも日々精進して頑張っていきたいと思います。
実際に「本物の羽毛布団で寝ると、ほんと~に気持ちよく、ぐっすり眠れます!」
この感動をあなたに!そして一人でも多くの方に味わっていただきたい!そんな熱い思を込めて「魔法の羽毛布団」をつくり続けていきたいと思います。
2012年以降、羽毛の品質を表す基準として、ダウンパワー(dp)という値が、広く使われています。
今、羽毛布団を買おうとしている方なら、一度は目にされたこと、耳にされたこともあろうかと思いますが、これは羽毛1gあたりの体積を計測して数値化したものでその為のJIS規格での試験法も厳密に定められています。
もちろん当社でも羽毛布団の良し悪しを測る為の品質基準の一つとして、用いています。
ただしこのダウンパワー、あくまでも試験管の中での羽毛のふくらむ力を数値化したもので、実際に羽毛布団として私たちが寝るとき、使用するときの布団のふくらみ(カサ高)を表した値では、全然ないということが問題なのです。
だからこのダウンパワーだけを参考にして、羽毛布団の良し悪しを決めてはいけません!
それは、どういうことかと言うと・・・
私たちは眠る時、羽毛(ダウン)そのものを身体の上にのせて、眠るわけではありませんよね。←「当たり前だ。そんなことしたら、羽毛がすぐに飛び散って、部屋が羽毛だらけになってしまうわい!!」って、つっこまれそうですが・・・
そうなんです。当たり前のことですが、羽毛布団とは、布団の生地の中に羽毛(ダウン)を充填して、はじめて眠るためのアイテムとして成り立っているのです。
だから、布団のカサ高(ふくらみ)を表すには、生地の柔らかさや軽さ、羽毛(ダウン)をどれだけ入れているのか?
生地のキルティングはどうなっているのか?
そういったことのすべてが合わさって、羽毛布団の品質(カサ高)を正しく知ることが、できる!ということをあなたに知っておいてほしいのです。
特に羽毛の充填量は、カサ高に影響するもっとも重要な要素で、この事こそまず一番に見るべきポイントだと覚えておいてください。
今までの羽毛布団の品質基準だけでは、本当の正しい羽毛布団の品質をお知らせすることができない。
そこで私たち、手づくり羽毛工房いい寝!は羽毛布団の品質を正しくお知らせするためのまったく新しい品質基準を独自に定めることにしました。
それが・・・
【 製品カサ高 】なのです。
これは、文字通り 羽毛布団が製品となった状態、つまりあなたが実際に使用する際の姿でどのくらいカサ高(ふくらみ)があるのかを知る事ができる、唯一の品質基準なのです。
手づくり羽毛工房 いい寝!の魔法の羽毛布団は、大量生産はできませんが、「本当に良いものだけをお届けしたい」というあったかい思いが、高品質の羽毛(ダウン)と共にたっぷり詰まっています。
実は、この疑問を私自身、これまでに考えたことがありました。
でもその答えは、以外にも「No」なんです。
以前に寝具業界の集まりで、著名な脳科学者の茂木健一郎先生のお話を聞いたことがあるのですが・・・
その講演の内容は、ズバリ「睡眠の役割について」だったんですが、その中で、私たち人間にとって睡眠は、絶対に必要不可欠な大切なものではあるけれど、太古の昔、睡眠を取ることは、実はとても危険なことだったそうなのです。
当然、街灯も何も明かりのない大昔は、夜は真っ暗!恐ろしい闇の支配する世界です。
目の効かない夜は、危険がいっぱいで、不安で不安でしょうがない、さぞかしストレスのた
まる時間帯だったのでしょう。
そこで捕食者から身を守り、暖を取るために洞窟かなにかで朝が来るのをじっと待つ。次の日に備えて休養し、日中の疲れを癒すために眠るのです。
まあこれは現代も変わらないことですね。
つまり、日中の仕事や家事の疲れ、ストレスを癒すのが睡眠の大事な役目です。
ところが、目をつぶって眠るときはとても無防備です。
恐ろしい外敵にいつ襲われるかもわからない大昔は、それは、それは、今とは想像もつかないほど、怖かったことでしょう。
そのために必要だった、安心して眠りにつくための道具が、すなわち「寝具」「ふとん」の始まりなんですね。
もちろん当時は、動物の毛皮や大きな葉っぱなどを重ねて使ったのでしょうが・・・
いずれにしても、布団は、寒さから身を守るだけではなく、夜の闇への恐怖心から感じるストレスを和らげるためになくてはならないものだったんです。
この太古の記憶が私たちのDNAに記憶として残っていて、今でも、たとえ寒さを感じることがなくても、寝るときは、体に布団を掛けて眠らないと、深い睡眠は得られないと言われています。
茂木先生は、寝具の役割は、「第2の母体」「マザー´」だと呼ばれていました。
つまり布団に包まれている状態は、胎盤の中の赤ちゃんのような状態、そのぐらいにリラックスした状態なんです。その環境を作り出すこと、それこそが、羽毛布団の大切な役割なんです。
この話を聞いてから、未来になっても寝具は、必要不可欠な存在であり続けるということを強く確信するようになりました。
むしろ日中のストレスの多い現代社会に生きる私たちにとってこそ、リラックスできる「本当に心地よい、本物の羽毛布団は、必要なんだと思います。
そんな思いを込めて日々、より良い羽毛布団づくりに励んでいます。
私たちの切なる願いは・・・
『どうかあなたが、
ぐっすり眠れますように』
ということです。そのためにも一生懸命、いい羽毛布団を作っていきたいと思います。
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